派遣の薬剤師は年収が高いけれど、それだけで安心してはいけません！

派遣 薬剤師は年収が高いです。職場によって上下しますが、平均で500～600万円程度が相場です。

同じ非正規雇用でも、パートやアルバイトに比べればかなり高い年収ですが、なぜここまで高い年収を得ることができるか、あなたは知っていますか？

実は、派遣とパート・アルバイトでは求められる資質が違うのです。

派遣の場合は、即戦力となる人材が求められます。

薬剤師としてのブランクも少なく、実務経験のある人を優先して採用します。

正社員として雇用することを前提にした紹介予定派遣なら、なおさら即戦力になれるかを重視してくることでしょう。

一方パートやアルバイトなら、人材不足を補うための労力として採用します。経験も多少は関わってきますが、派遣に比べれば重視されません。

派遣で働く薬剤師もまた、貴重な人材として求められているのです。

派遣 薬剤師は年収が高く、福利厚生も受けられます。

中でも社会保険が適応される事が一番の強みです。

すべての求人において適応されている訳ではありませんが、大手企業や薬局・ドラッグストアなら加入しているところがほとんどです。

しかし、油断はできません。

派遣で働くときは、デメリットもあることを知っておいてください。

派遣の場合はあらかじめ働く期間が決められます。

その期間が来ると、労働契約を更新するかを決めます。更新を希望すればさらに継続して働くことができるのですが・・。

もしかすると、派遣切りに合うかもしれない。あなたがそんな不安を抱くのも無理はありません。

労働契約法が改正され、5年以上継続雇用している派遣社員は正社員として雇用するという決まりができた一方で、5年目の更新を打ち切られて雇止めをされるというリスクは残っています。

働く期間に対する安定感の無さは、どうしてもぬぐいきれません。

派遣 薬剤師が年収を上げるために必要なことは、正社員を目指すことです。

派遣のときは適応されなかった福利厚生もたくさん受けられますし、賞与や昇給等も得られて年収を確実に増やすことが可能です。

でも、どうやったら正社員になれるか分からない！というあなたのために、紹介予定派遣という働き方をお勧めします。

3～6か月の間は派遣社員として働き、雇用する側の同意があれば正社員として働き続けられる。

また、自分にはこの職場はあっていないと感じたら、更新を断ることもできる。

紹介予定派遣には、薬剤師と雇用主それぞれメリットがあります。ぜひ利用してみたい！という方は、転職支援サイトを使ってみてください。