日本調剤の薬剤師の年収は平均並みですが、働きやすさは抜群です

日本調剤の薬剤師の年収は同年代の平均並みです。

薬剤師全体の30代の平均年収が約550万円程度で、日本調剤の30代の薬剤師の場合も平均年収はこの金額と変わりません。

企業としての歴史は古く、設立は1980年、資本金は39億5302万円、売上高は1394億円に上ります。従業員数は2488名と、かなり大きな会社です。

事業は調剤を中心に介護・生命保険など多岐にわたります。

日本調剤は調剤薬局業界では売上2位を誇る会社ですが、それでも平均年収は伸びません。そのためか、自身の年収に不満を感じている薬剤師もいるようです。

仕事は拘束時間が長いし、責任だってあるのに年収が上がらない。これは日本調剤だけでなく、調剤薬局で働く薬剤師が抱える悩みです。

昨今の診療報酬減額に伴い、薬剤師の年収も伸びにくい状況に陥っています。

そのため調剤薬局から別の業種に転職したり、より給料の高い調剤薬局を選んで転職する薬剤師が増えています。

日本調剤の薬剤師は年収に不満があるだけではありません。

調剤薬局という業種がら、思うように年収が増やしにくいことがあったとしても、そのほかの点で満足しているのです。

日本調剤は、全国規模で調剤薬局を展開しています。その資本力に基づき、薬剤師の教育にも力を入れているのです。

多くの薬剤師求人が即戦力となる人材を求める中で、調剤未経験やブランクがある薬剤師も積極的に募集し、教育・フォロー体制を整えているのが日本調剤の強みです。

しかも、日本調剤では、雇用形態に合わせて働く場所を選ぶことができるのです。

契約社員とパート・アルバイトは、残業と異動がありません。準社員になると残業はありませんが、異動があります。

正社員は残業と異動ありの就労体系となっています。ここでいう異同とは、転居を伴わない店舗配属変えのことです。

あくまでも勤務先は自宅から通える範囲であることが条件です。

また、自分のライフスタイルの変化に合わせて雇用形態も変えることができるので、結婚・出産後も継続して働いている薬剤師が多いです。

日本調剤の薬剤師が年収を上げるにはどうすればよいのでしょうか。

もっとも確実なのは、役職に就くことです。

特に管理薬剤師になれば、この先別の薬局に転職するようなことがあったとしても、その経験を確実に生かすことができます。

また、管理薬剤師となれば役職手当も着きますから、一般の薬剤師よりも確実に年収アップが見込めます。

また、店舗運営にかかわって売り上げ目標を達成できたならば、賞与やボーナスといった評価につなげることもできます。

日本調剤の給与形態・仕事内容についてもっと詳しく知りたいというあなたは、転職支援サイトなどで求人を確認してみてください。