大分の薬剤師は年収があまり増やせない、ということはありません。

大分の薬剤師の年収を調剤薬局で見ると、平均的な額となっています。

平均年収の金額は、約400～600万円台の間で推移しています。

一方、調剤薬局の年収相場を全国規模で見た場合、約400万円～650万円程度となっています。

大分の調剤薬局の平均年収と比較しても、大きな違いはありません。

大分県内で転職する場合、調剤薬局勤務の薬剤師の年収が、極端に低くなる・高くなるということは少ないです。

調剤薬局勤務で年収を少しでも上げたい、というあなたは、他の地域の求人と比較して求人を選んでください。

なお、大分で人気のある調剤薬局の求人には、永富調剤薬局や輔仁薬局があります。どちらも県内に25の店舗を構えている、地元基盤の調剤薬局です。

大分での薬剤師の年収は、ドラッグストアが平均450万円～600万円と高めになっています。

さらに、中には800万円近くの年収を提示している店舗もあります。

ドラッグストアへの転職を目指す薬剤師にとっては、年収アップが期待できる地域と言えるでしょう。

ただし、大分県全体のドラッグストアの薬剤師求人は、ほかの都道府県に比べれば少な目です。

一つの市町村だけにエリアを絞ってしまうと、希望とあう求人が見つかりにくくなってしまいます。

あなたがこれからドラッグストアへの転職を考えているのなら、複数の市町村で求人をさがしてみてください。

大分で人気のあるドラッグストア求人には、ディスカウントドラッグコスモス、富士薬品の子会社のノザキ薬品、スーパードラッグウエダがあります。

ディスカウントドラッグコスモスは、大分を含めた九州各地にも店舗展開を行っています。

大分の店舗数は46店舗です。ノザキ薬品とスーパードラッグウエダは、どちらも県内に15の店舗があります。

大分のドラッグストアは、年収アップをしやすい業種です。未経験で転職したとしても、数年後に店長や管理薬剤師として役職を務めるなどして、それまでよりも大きく年収を増やすことが可能です。

大分の薬剤師 年収を病院で見ると、平均400万円～600万円となっています。

病院薬剤師の年収としては、全国の相場とあまり変わりません。

ただし、大分は病院薬剤師の求人が少ない地域なので、転職は難しくなります。

より確実に転職を実現させるためには、求人を多く集めることが大切です。

もともと病院薬剤師は、全国規模で見ても求人数が少ない業種です。

特に地方では、病院薬剤師の数もかなり限られてしまいます。そのため、地方で病院薬剤師へ転職する時は求人を集めることが大きな課題となります。

ドラッグストアの時と同様、勤務地域を広げて求人を探してみてください。

大分の病院の薬剤師求人で人気なのは、西田病院・長門記念病院・大分県立病院などです。

他にも中、小規模の病院求人もありますから、地域はもちろん、病院の規模にもこだわらず、求人を探してみてください。

大分で薬剤師が年収を企業で増やそうとすると、1つの壁にぶつかります。それは、求人数の少なさです。

大分は、他の都道府県に比べても製薬会社・SMO・CROなどの企業の求人が少なく、ましてや自分が希望する条件に合う求人を見つけるのは一苦労です。

しかし、まったく求人が見つからない、というわけではありません。

大分で人気のある企業の求人には、次の3つがあります。必ずしも薬剤師向けの求人ではありませんが薬卸のアステム、県内に営業所がある大鵬製薬、地元基盤のうすき製薬です。

企業の求人は、数が限られています。なかなか求人が見つからなくて困っているときは、近隣の県など希望勤務地域を広くして、再度求人を探してみてはいかがでしょうか。

その際には、転職支援サイトが役に立ちます。