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ドイツの薬剤師の年収や役割、教育体制について知りたくありませんか?
今や日本でも当たり前になりつつある「医薬分業」の先進国でもあるドイツは、薬剤師を取り巻く環境も日本とは大きく異なります。
その実態を、一緒に見ていきましょう。
ドイツの薬剤師の年収を知る前に
ドイツの薬剤師の年収を知る前に、ドイツでどんな薬剤師の教育課程が行われているのかを紹介しましょう。
ドイツの薬学部の教育課程は、日本よりも2年短い4年制になっています。
薬学部の学生は、2年の終了時までに8週間、また、卒業後の1年間に実務実習を受けなくてはなりません。
薬学部を卒業した後は、地域の薬局や病院などに勤めることになります。
割合でいうと、薬局が約87%と最も高くを占めています。日本でも薬剤師の就職先で最も多いのは薬局ですから、薬剤師の就業事情はドイツと近いのかもしれません。
また、ドイツには薬剤師に準ずるスペシャリストとして、PTA PKAと呼ばれる資格があります。
この資格を持っていると、調剤・OTC薬品の相談・服薬指導といった、薬剤師と同じような業務を行うことができます。
ドイツ国内の薬剤師の数およそ48000人に対し、PTAは約56000人、PKAが約33000人存在します。
ドイツの薬剤師の年収はいくら?
ドイツの薬剤師の年収はいくらだと思いますか?
日本円に換算すると、約430万円程度です。
日本は平均500~550万円程度なので、少し低めの金額ですね。
ちなみに、薬剤師の社会的地位がとても高いアメリカでは、新卒の薬剤師でも1000万円近くの年収を得ていることが多々あります。
日本やドイツと比べると、かなり年収に差がありますね。この理由、あなたは分かりますか?
日本とドイツは、共に医療保険が手厚い国です。ドイツでは法定保険が約85%、個人で加入する保険が約10%と、完全ではないにしても、国民のほとんどが保険に加入しています。
対してアメリカは、ほとんどの国民が保険に加入していません。
これは保険の負担額が大きいため、加入できないことが原因です。
そのため、アメリカの医療費はほぼ自己負担になってしまいます。
そこで活躍するのが薬剤師。サプリメントからOTC薬品まで、病院にかかる前に病気や怪我を治療するアドバイスをもらえるのです。
アメリカの薬剤師の年収がドイツや日本よりはるかに高いのは、こうした事情があるからです。
ドイツの薬剤師の年収以外のことも知りたい!
ドイツの薬剤師の年収以外のことも知りたい!というあなたへ。
ドイツでは、なんと10歳から薬剤師の道へ進む教育プランがあることをご存知でしょうか。
日本でいえば、まだ小学生の段階から将来を決め、進むことができる体制が整えられているのです。
医薬分業の発祥地であるだけに、薬剤師の教育もしっかり細分化されているんでしょうね。
ただ、薬剤師になれるのは成績のいいほんの一握りの人材だけです。大学の学費は無償化されていますが、そこに至る道のりはとても狭いものです。
あなたがこれから、ドイツで薬剤師として働きたいと思っているならば、年収アップよりも薬剤師としての社会地位、地域にもたらす役割などに注目してください。
きっと、日本に戻ってきたときに役立つはずです。ドイツの薬剤師の仕事や年収で分からないことがあれば、転職支援サイトなどで調べてみてください。
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執筆者情報
薬剤師守銭奴 編集部
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