たんぽぽ薬局の薬剤師の年収ってどんな感じ？

たんぽぽ薬局の薬剤師の年収は380万円～550万円となっています。ちなみに調剤薬局の薬剤師の年収目安は約400万円～650万円となっています。

転職などで中途採用の場合には経験や年齢を考慮して、会社規定での優遇があります。ベースとなる初任給を確認してみると、たんぽぽ薬局では勤務できるエリアや転勤可能かなどによって給与が変わることが分かります。

自宅から通勤する場合、月額27万円になります。転勤可能な場合、32万6000円になります。特定の店舗へ異動が可能な場合は34万6000円～36万6000円となります。また特定地域での一人暮らしが可能な場合は28万6000円となります。さらに気ままに一人暮らしコースというものもあり、このコースでは31万円となります。

この月額給与の中には薬剤師手当4万円が含まれています。転勤可能な場合、薬剤師赴任手当4万円と転勤住宅手当1万6000円が支給されます。特定店舗への移動が可能な場合は薬剤師赴任手当4万円・転勤住宅手当1万6000円・特定店舗手当4万円（最大）が支給されます。

その他、一人暮らしをする方向けの家賃補助制度があります。これは6万円までの90％を会社負担とし、6万円を超えた分と10％を本人が負担するシステムです。アパートの手配や引っ越しなどは会社負担となります。

たんぽぽ薬局の薬剤師の年収が分かったところで、転職する時に気になる他のポイントも確認していきましょう。ここでは勤務体制や年間休日数、福利厚生についてまとめていきます。

たんぽぽ薬局の特徴は？

たんぽぽ薬局に転職を考えているのであれば、会社の特徴を知っておくことが大切です。たんぽぽ薬局株式会社では、地域医療に貢献すること、患者さんの健康を守り、QOLの向上に貢献することを理念に掲げています。

病院の薬剤師との連携・情報共有も図っており、外来だけでなく入院した場合でも共有した情報をもとに治療が安全に行われるようサポートしています。

また在宅医療にも関わっており、在宅患者訪問薬剤管理指導への取り組みを積極的に行っています。患者さんのお薬を届けるだけではなく、薬の内服状況などを医師やケアマネジャーに報告することで患者さんの健康管理を行っています。

たんぽぽ薬局の勤務体制は？年間休日数は？

たんぽぽ薬局の勤務は基本9:00～18:00になります。店舗によって開局時間が異なりますが、原則この時間内で8時間勤務など週40時間になるようにシフトが組まれます。

また年間休日数は127日となっています。完全週休2日制での休日の他に祝祭日や年末年始休暇、ときめき休暇（5日）、本人の誕生日や結婚記念日で使えるメモリアル休暇（1日）があります。

休暇は年次有給休暇（初年度10日）や慶弔休暇、育児・介護休暇（休業）があります。年次有給休暇は半日単位での取得が可能です

気になる福利厚生は？

ではたんぽぽ薬局の福利厚生を見ていきましょう。福利厚生には退職金制度（勤続3年以上）や薬剤師賠償責任保険（全額会社負担）、社員持ち株会、借り上げ社宅などがあります。他に会員制リゾート施設があります。

また会社独自の制度として、育児休業期間が最長2年になる制度があります。また小学校1年生までの子供がいる場合には正社員のまま勤務時間を短縮できる制度があります。1日当たり最高で2時間30分の短縮が可能です。

たんぽぽ薬局の薬剤師の年収、UPさせるためにはスキルアップが必須です。たんぽぽ薬局の研修は「専門能力」「自覚と責任を伴う行動」「思いやりの心」の3本柱を持つ薬剤師を育成するために行われています。

転職などの中途採用の場合はレベルアップ研修やステップアップ研修、リサーチ＆トライアル研修などの研修を受講します。今までの経験やスキルをもとに、たんぽぽ薬局の薬剤師として活躍するための研修になります。

またキャリアアップし、薬局長やエリアマネジャーになった際にはそれらの研修を受講します。さらにスペシャリティ研修と呼ばれるものもあり、社内eラーニングや薬歴＆服薬指導研修、疾患別服薬指導研修、管理薬剤師研修などの研修があり、スキルアップはもちろん薬剤師としてのキャリアアップが可能な体制が整っています。