23区の薬剤師は年収が増やしにくいですが、選択肢が豊富です。

23区では薬剤師の年収（調剤薬局）が、他よりも高いということはありません。

平均すると約300万円～500万円となっています。

ただし、個々の求人で提示される年収にはばらつきがあります。高いものでは、600万円を超える年収を提示する求人もあります。

全国平均が約400～650万円なので、特別に年収が高い地域ではありません。

東京都内でも、23区は特に人口が密集する地域です。そこには調剤薬局も多く集まるため、薬剤師の飽和が発生しています。

23区に限らず、東京都内全域で求人を探したほうが、年収アップは狙いやすいです。

23区で人気の調剤薬局は、アイセイ薬局や日本調剤があります。店舗数こそ少ないものの、23区にエリアを限定するこによって、地域密着の経営戦略を練っています。

23区の薬剤師 年収は、ドラッグストアだと良いのでしょうか？

その実態に迫ります。まず、ドラッグストア薬剤師の平均年収を見てみましょう。

23区内のドラッグストア薬剤師の平均年収は、400～600万円台です。

全国平均から見ると、やや低めと言うところでしょうか。23区で人気のドラッグストア求人には、スマイルドラッグや一本堂、龍生堂本店な多数の求人があります。

23区に本社を置くドラッグストアも多いため、あなたがドラッグストアへの転職を目指すなら、23区内で求人を見つけることはそれほど難しくないでしょう。

とにかく求人数がほかの地域よりも多いので、しっかりと希望条件を定めておかないと転職活動は難航します。

年収はもちろん、仕事内容や自宅からの距離、休日の希望など。細かなところまで条件を絞り込んでおくことが大切です。

23区の薬剤師が年収を病院で増やすのは、容易なのでしょうか。まずは求人の数からみていきましょう。

23区は東京都内、また全国と比べても、病院求人の数は多いです。

とはいえ、薬剤師の求人における病院求人の割合はあまり高くありません。

ほかの地域よりも求人は探しやすいですが、それでも見つけるまでには苦労します。

年収は約400万円台が平均となっていますが、一部の病院では500・600万円を超える金額を提示するところもあります。

ただ、この場合は病院の実務経験があることが必須です。

23区で人気の病院求人には、国立がん研究センター中央病院や杏林大学医学部付属病院があります。

ここで紹介した病院求人以外にも、応募条件に実務経験を付けているところはあります。まずは実務経験が問われているか、確認を忘れないでください。

23区の薬剤師の年収は、企業が高いです。

製薬会社・SMO・CROなどの多くの企業があるのはもちろん、SMO・CROばかりではなく、23区の特徴として他の地域よりも製薬会社の求人が多いこともありますが、それぞれの年収も他県より高めなのです。

平均すると400～500万円台ですが、700万円、800万円を超える求人も珍しくありません。

企業に転職したいという方、今よりもっと年収を増やしたい方。その両方にとって、23区はお勧めの地域です。

23区で人気の企業求人は、大鵬薬品やエーザイがあります。23区自体が様々な大手企業の本社となっていることもあり、こうした製薬会社の求人も見つかりやすいです。

その中には高給の求人もあるので、年収アップが大いに期待できます。

なお、23区で企業の求人を探すなら、転職支援サイトを利用することをお勧めします。