阪神調剤薬局の薬剤師の年収は高いの？安いの？

いきなり本題にはなりますが、阪神調剤薬局の薬剤師の年収について調べたものをまとめます。

ちなみに薬剤師の平均年収は平均年齢38歳で532万円、月収にすると38万円、ボーナスは75万円（平成27年度データ）になっています。調剤薬局の場合、平均年収は約400万円からとなっています。

阪神調剤薬局の年収は新卒薬剤師で約370万円～400万円となっています。初任給は27万円～30万円、ここに薬剤師手当（50,000円）が含まれています。入職後1年目の賞与は固定額となっており、夏は10万円、冬は30万円となっています。2年目からは賞与が3.4か月分になります。

既卒の中途入職の場合、月給28万円～経験やスキルに応じてスタートになります。ここに薬剤師手当や地域手当が含まれています。この他に賞与が3.4か月分支給されます。月給28万円の場合、賞与は約78万円（基本給23万円、3.4か月分で計算）になりますので、年収は約410万円となります。

しかし薬剤師自身の経験やスキルによっては年収アップになります。ベースで考えると平均年収は平均的であると言えます。

他にも勤務地によって赴任手当（35,000円）や出向手当（30,000円）などの諸手当が付きます。昇給は年1回6,000円～となっています。人事考査の結果によっては、この昇給で年収の大幅なアップも期待できますよ。

また人事制度の中に勤務地等級が設けられているのも特徴です。

全国へ転勤OKの場合にはジェネラルコースとなり、給与の上積みがあり、その他にも首都圏・関西圏・中部圏の3エリアの中で1つのエリアを選択し、そのエリア内での転勤がOKの場合はワイドエリアコース、自宅もしくは希望する住まいから1時間半圏内の通勤の場合にはエリアコースの2つがあります。

休日はどれくらいある？

阪神調剤薬局の薬剤師が得られる休日数は年間123日（2015年実績）となっています。完全週休2日に加えて祝日・祭日の日数になります。

転職サイトによると年間休日数が120日以上のところは約24％となっています。そう考えると阪神調剤薬局の薬剤師の休日数は多いということになりますよね。

休日は多いほどオンオフの切り替えをしやすくなります。子育てをしながら薬剤師として働く方にとっても休日が多いことは嬉しいことです。

福利厚生は？

では次に、阪神調剤薬局の薬剤師の福利厚生を確認していきましょう。社会保険や薬剤師賠償責任保険などを完備しています。患者さんの体調に関わる調剤、きちんと内服できるように支援する服薬指導を行う薬剤師にとって、何かあった時に賠償責任を会社が取ってくれるのも安心材料になります。

また借上社宅制度があります。会社が敷金・礼金はもちろん管理費や共益費などアパートなどを借りる時に係る費用をすべて負担してくれます。これは嬉しいですね。他にも福利厚生サービスへ加入していますので、様々な福利厚生を受けることができますよ。

阪神調剤薬局では薬剤師の教育にも力を入れています。まずは新人薬剤師の場合を確認しましょう。新人薬剤師は入職後に3か月半、集合研修とOJTを繰り返しながらスキルアップをしていきます。

内容は薬剤師としての基本的な手技などの他、阪神調剤薬局が力を入れている人間教育になります。社会人としてのマナーや接遇を始め、高齢者体験も研修に取り入れています。

阪神調剤薬局では、患者さんのお薬の調剤の他、患者さんへの服薬指導も行っています。服薬指導の際に患者さんに合わせて対応できるようにしているのがポイントです。

2年目以降にも年次研修を行っています。2年目では調剤などの日々の薬剤師業務で取り組んだ成果を発表すること、店長などの管理職を目指すための研修などを行っています。3年目になると管理薬剤師候補としての研修を行っていきます。

その他にも大学病院での薬剤師業務を1年間研修として行うという研修もあります。薬局の調剤ではなく、最先端の医療に合わせた調剤を経験することで薬剤師としてのスキルを向上させるのが目的となっています。

阪神調剤薬局の薬剤師の教育、充実していますね。薬剤師としてのスキルアップはもちろん、店舗運営などの管理者も目指せる環境、モチベーションが上がっていいですよね。