ロート製薬の薬剤師は年収が高く、健康管理の意識も高いです。

ロート製薬の薬剤師の年収はやっぱり高いの？

知名度の高い大手製薬会社ですから、こう思っている薬剤師の方も大勢いるでしょう。

ロート製薬の設立は1949年で、歴史のある会社です。従業員は関連会社も合わせると5518名で、かなりの大規模となります。

ロート製薬は一般用医薬品や化粧品、機能性食品といった身近な製品を取り扱う企業です。薬局やドラッグストアでも、ロート製薬の商品をよく見かけますね。

また、ロート製薬の薬剤師の年収を調べてみました。30代後半で約620万円。他の企業が軒並み400～500万円の間ですから、平均と比較すればこの年収は高いほうになります。

ただ、転職したばかりのころや経験が浅い人は400万円前後の年収から始まり、その後の仕事の成果や役職の有無で年収が変化していきます。

ロート製薬は募集要項に変わった条件があります。それは、非喫煙・非肥満かをチェックすること。

喫煙については面接の段階で自己申告があり、今後喫煙する意思の有無を確認するそうです。

なぜこんな変わった条件を提示しているかというと、ロート製薬は美と健康に関わる製品を開発、提供している企業であるため、そこで働く社員にも美や健康を意識してほしいと考えているからなのです。

ロート製薬の薬剤師は年収アップのチャンスがたくさんあります。

それは、募集する職種が豊富であり、どれもが基本給が高い仕事だからです。

総合職、研究職、コールセンターに美容部員など。どの職種で求人が出されるかは、その時々で変わります。

この中で特に年収アップが狙えるのは、研究職です。高い専門知識が必要な職業ではありますが、世の中に出回る商品の開発に関われる貴重なポジションです。ここで成果を出せば、年収アップも十分に可能です。

ロート製薬で手掛けている商品は、OTC薬品のみです。

医療用薬品や新薬の開発は、残念ながらできません。もしもあなたが今、ロート製薬への転職を考えているなら、開発される商品がどんなものかをじっくり健闘したうえで決めてください。

人々の身近な商品を開発したい。と考えている薬剤師には、ロート製薬はお勧めの転職先です。

ロート製薬で薬剤師が年収を上げたいと思ったら、まずは自分の適正を確認してください。

先に挙げた喫煙や肥満などの条件も、少なからず影響していきます。

しかし、それよりも大切なのは、行動力や忍耐力が備わっているかどうかです。

薬剤師というと、些細なミスも見逃さない注意力や観察力、専門知識の豊富さが求められるものですよね。

ロート製薬においても、これらの要素は大切です。しかし、それ以上に日々新しいものを開発していく行動力、逆境にも耐えられる忍耐力が、ロート製薬では求められています。

一見すると薬剤師とは正反対の性質のように思えますが、社員一人一人が行動力、忍耐力を持っているからこそ、知名度の高い企業へと成長できたのではないでしょうか。

自分の持つ経験や力を試してみたい。そう思ったあなたは、まず転職支援サイトなどでロート製薬の求人を確認してみてください。