薬剤師と看護師の年収はどっちが高いの？収入を上げるにはどうするの？

薬剤師と看護師は、共に女性が多い仕事です。なので、ここでは女性の薬剤師・看護師の平均年収を比較してみましょう。

薬剤師が509万円、看護師が470万円が年収の平均金額です。

平均年齢や勤続年数もほぼ同じですが、薬剤師の方が少し高い年収ですね。

では、どうして薬剤師の方が年収が高めなのでしょうか？

これは、資格を取るための教育課程に理由があると考えられます。

看護師の場合は、看護科がある4年制大学か専門学校に通います。高校を卒業してから3年または4年で資格を取得するチャンスが与えられるため、早ければ20代前半で資格を取ることができます。

一方薬剤師の場合、薬学課程のある大学に進学し、6年間の教育を受けなくてはなりません。

資格が取得できるのは、早くても20代半ば。働き始める年齢も、看護師より遅くなります。

看護師と薬剤師の年収に差ができるのは、資格を取るための時間と学費に差があるからと言えます。

薬剤師と看護師の年収に違いが出るのは、給料の違いも影響しています。

看護師は薬剤師と比べると、賃金が上がりにくい傾向があるのです。

初任給こそ他の業種より高めなのですが、賃金が上がりにくく、全体の年収も低くなってしまうのです。

一方薬剤師は、年齢と共に給料が上がっていき、最終的な年収も看護師よりも高いという結果が出ています。

あなたが看護師として働いているなら、こんなに頑張ってるのにどうして給料が上がらないの？という疑問を抱いているかもしれませんね。

看護師・薬剤師は共に女性が多くを占める職業です。そのためか、結婚や出産を機に離職する人がかなり多くいます。

第一子が生まれる20代後半から30代前半。この年齢を境目に、看護師と薬剤師の給料は大きく変化します。

薬剤師の場合はいったん離職しても正規雇用として仕事を始められることも多く、非正規雇用であっても求人が多く存在します。

働ける人口が多くなれば収入を得られる人も増え、全体の収入も増えていきます。

看護師の場合、夜勤・不規則な休み・長時間勤務がネックとなって、一度離職すると再就職が難しくなってしまいます。

復職ができたとしても非正規雇用が多く、全体の収入がなかなか伸びないのです。

薬剤師と看護師は、仕事の内容や性質が大きく異なります。

年収を上げるためには、職業や現在の状況にあった対策をする必要があります。

ですがその前に、薬剤師・看護師向けの転職支援サイトに登録してください。転職支援サイトをうまく利用できるかどうか。それが年収アップの秘訣です。

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