北海道の薬剤師が年収を大きく増やすには、業種の選び方が大切です

北海道の薬剤師は年収を調剤薬局で見てみると、大きな差があります。

まず、北海道の調剤薬局の平均年収ですが、約400～500万円となっています。

全国の調剤薬局の平均年収が約400～650万円なので、それとくらべるとやや低めの水準です。

しかし、中には年収600万円、700万円という高給求人もあり、一概に年収が低い地域と断定はできません。

こうした求人を見つけて転職できれば、調剤薬局勤務でも年収を増やすことは可能です。

なお、北海道で人気の求人といえば、アイン薬局です。店舗数は、北海道内だけで80店舗。東北や関東でも店舗展開をしています。

北海道で薬剤師の年収をドラッグストアに絞って、金額を調べてみます。

正確な金額は、薬剤師ごとの経験や前職によって異なるので断言できません。

未経験者なら400万円、経験者なら500万円代からスタートするところが多いようです。

中には600万円以上の年収を得られるケースもありますが、これは店長・管理薬剤師など役職が付く場合が多いです。

北海道のドラッグストアで人気の求人というと、業界大手のツルハドラッグや、スズラン薬局があります。

ツルハドラッグに関しては、本社は札幌にあるのですが、北海道・東北・関東・信越地方など、東日本の各所で店舗展開をしています。

スズラン薬局は北海道のみで21店舗が展開されています。

スズラン薬局は、2010年にココカラファインの完全子会社となりました。そのため、店舗の名称がココカラファインになっている場所もあります。

このほかに人気のある求人と言えば、サツドラことサッポロドラッグストアがあります。

北海道の薬剤師は年収を病院では上げにくいのでしょうか。

まず、病院の求人が非常に少ないことがあります。

ドラッグストア・調剤薬局などと比べると、数えるほどしかありません。

年収を見てみると、平均して400万～500万円で収まっています。

大規模の病院だと、600万円に達するところもあります。

北海道で人気のある病院求人は、札幌医科大学付属病院や北海道大学病院があります。

病院の薬剤師は、全国規模で見ても年収が上がりにくい傾向があります。

仮にあなたが病院への転職を考える場合、年収が下がることもあり得ます。

反面、薬剤師としてこれまで以上に専門的な仕事と関わることも可能になります。

特に、先ほど紹介したような大規模病院に勤務する場合、福利厚生も整っていて、働きやすい環境があります。

こうした長所・短所を考えながら、病院に進むかどうかを決めることをお勧めします。

北海道の薬剤師は、年収を企業でどのように増やせるのでしょうか。

結論を言うと、転職してすぐに年収を増やすことは難しいです。

製薬会社・SMO・CROなどの企業に未経験で転職する場合は、400万円前後。

すでに実務経験がある場合は500万円前後からスタートします。

あなたの前職経験によっては、いったん年収が下がることもあるでしょう。

しかし、企業は昇給の幅が大きい業種なので、転職後の成果次第で大きく年収を上げることは可能です。

未経験で入社して成果をだし、何年か後に役職につけば、年収は確実に増えます。

企業へ転職するときは、キャリアプランもしっかりと考えて求人を選んでください。

北海道で有名な企業の求人は、東邦薬品やヒノキ新薬があります。また、大手製薬会社の支社・工場も多く存在します。

企業の求人を探す薬剤師にとっては、転職活動をしやすい地域といえます。

北海道で薬剤師の求人を探すときは、転職支援サイトを使って幅広く情報を集めてください。